読書記録

本は距離と目方

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

子どもと大人の間にいる人に

友人たちに、高校生から大学生くらいの人にお薦めする書籍を教えてもらいました。「子供と大人の間にいる人」にはこのあたりかな、と言っていました。 井上ひさし、『ブンとフン』 井上ひさし、『青葉繁れる』 柴田翔、『されど我らが日々』 三田誠広、『僕…

ギリシャ人の物語

『ギリシャ人の物語』 塩野七生、新潮社、2015 ----- 読み始め:2024年6月 現代の民主主義の混乱を見て、過去の民主主義がどう成立してどう崩壊していったのかを知りたくなり、ギリシャやローマ時代を知りたいと思いました。塩野七生の『ローマ人の物語』が…

国民に愬う

『国民に愬う』 河合栄治郎、社会思想社、1967、河合栄治郎全集第14巻 (執筆は1941年(昭和16年)2月、当時は出版されず全集が初出版) ----- 読んだ:2024年6月 一言先に言っておくと、期待外れでした。少なくとも、この著作1つで河合の主張だと思っては…