読書記録

本は距離と目方

書店が閉店した

近所の中規模書店が閉店しました。書店の閉店でいつも私が思うのは、本 --> 言語 --> 教育と連想ゲームをして、日本語で多くの学問を学べるメリットがある一方で、新しい分野が翻訳されずに学問が数十年単位で停滞しているのではないかという疑問です。

日本では、日本語以外の書籍を読む人は少ないでしょう。私も英語の書籍はほとんど読めないので、翻訳版が出るのを待っている書籍がいくつもあります。知識が言語に依存する弊害です。そこにはやはり時間差があり、翻訳されなければその知識は得られないのです。一般書の分野でも、専門分野でもこの傾向は同じです。

何十年か前に日本の良い点として耳にしたのが、多くの学術書が日本語になっているので、多くの人が高等教育を受けられているという話でした。でもそれは今にして思えば、他の言語を学ぶ理由が低下し、新しい学びの機会を逃しているのではないでしょうか。

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久しぶりにブログを書き始めたけれど、なんか書きにくいな。Twitterでくだらない揚げ足取りをよく見るから、自分も重箱の隅をつぶしておきたい衝動に駆られる。自分の考えや文章に批判的な見方をしてよく考えるのはいいけれど、言い訳がましい文章にな言ってしまいそうです。AIの翻訳が進化してくれればいいとか、すでにある膨大な日本語の書籍もたいして読めていないとか。