読書記録

本は距離と目方

社会

ギリシャ人の物語

『ギリシャ人の物語』 塩野七生、新潮社、2015 ----- 読み始め:2024年6月 現代の民主主義の混乱を見て、過去の民主主義がどう成立してどう崩壊していったのかを知りたくなり、ギリシャやローマ時代を知りたいと思いました。塩野七生の『ローマ人の物語』が…

国民に愬う

『国民に愬う』 河合栄治郎、社会思想社、1967、河合栄治郎全集第14巻 (執筆は1941年(昭和16年)2月、当時は出版されず全集が初出版) ----- 読んだ:2024年6月 一言先に言っておくと、期待外れでした。少なくとも、この著作1つで河合の主張だと思っては…

知識人とは何か

『知識人とは何か』 エドワード・W.サイード著、大橋洋一訳、平凡社、1995 原著:Edward W.Said, Representations of the Intellectual: the 1993 Reith Lectures, 1994 ----- (2024年5月-6月) たった15ページの「はじめに」を読むのに1時間半ほどかかった…

サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福

『サピエンス全史:文明の構造と人類の幸福』 ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳、河出書房新社、2016 原著:Yuval Noah Harari, Sapiens: A brief History of Humankind, 2011 -----

銃・病原菌・鉄

『銃・病原菌・鉄』 ジャレド・ダイアモンド著、倉骨彰訳、草思社、2000 原著:Jared Diamond, Guns, Germs, and Steel, 1997 ----- この本を最初に知ったのは多分2007年前後、当時の上司が出版から数年経っているけど、と言って読んで面白かったと話してい…

ご冗談でしょう、ファインマンさん

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』 リチャード・ファインマン著、大貫昌子訳、岩波書店、2000 原著:Richard P. Feynman, Surely You're Joking, Mr. Feynman!: Adventures of a Curious Character., 1985 ----- 学生時代にこれを読まなければ物理学科じ…

ショックドクトリン:惨事便乗型資本主義の正体を暴く

『ショックドクトリン:惨事便乗型資本主義の正体を暴く』 ナオミ・クライン著、幾島幸子訳、岩波書店、2011 ----- (2024年5月) この書籍のことは知っていながらも読むには至っていませんでした。調べ物をしていてこの本が出てきたので手に取って、上下巻…

人はなぜ戦争をするのか:アインシュタインとフロイトの往復書簡

『人はなぜ戦争をするのか:アインシュタインとフロイトの往復書簡』 アルバート・アインシュタイン、ジグムント・フロイト、花風社、2000 ----- (2023年11月) アインシュタインの原爆に対する批判もあり、ずいぶん以前にこの書簡のことを知って気になって…

1984年

『1984年』 ジョージ・オーウェル著、高橋和久訳、早川書房、2009 原著:George Orwell, Nineteen Eighty-Four, 1949 ----- (2023年11月頃)

独裁体制から民主主義へ:権力に対抗するための教科書

『独裁体制から民主主義へ:権力に対抗するための教科書』 ジーン・シャープ著、瀧口範子訳、筑摩書房、2012 原著:Gene Sharp, From Dictatorship to Democracy, 1994 ----- (2023年9月)

ルース・ベイダー・ギンズバーグ アメリカを変えた女性

『ルース・ベイダー・ギンズバーグ アメリカを変えた女性』 ルース・ベイダー・ギンズバーグ、晶文社、2022 原著: -----

なぜ日本は沈没するか

『なぜ日本は沈没するか』 森嶋通夫、岩波書店、2010 初版:1999年 ----- (2023年2月) AmazonのAudibleを契約していた時に、何となく選んで聞き始めたら非常に面白い内容だったので、後で本も買いました。1999年に書かれたものだけれど、日本経済の衰退や…

侍女の物語

『侍女の物語』 マーガレット・アトウッド著、斎藤英治訳、早川書房、2001 ----- アメリカで2017年にトランプ政権が始まり、保守的な考え方や中絶の是非が盛んに議論され、再び注目された書籍

My Own Words

『My Own Words』 Ruth Bader Ginsburg, Simon and Schuter, 2018 -----

モンテクリスト伯

『モンテクリスト伯』 アレクサンドル・デュマ著、山内義雄訳、岩波書店、1956 原著:Alexandre Dumas, Le Comte de Monte-Cristo, 1844-1846 ----- 読み始め:2018年

君主論

『君主論』 ニッコロ・マキャヴェリ著、池田廉訳、中央公論新社、2002 原著:Niccolò Machiavelli, Il Principe, 1532 ----- (2018年)

八甲田山死の彷徨

『八甲田山死の彷徨』 新田次郎、新潮社、1978 ----- (2017年) 映画は観たことがあったけれど書籍で読んだことはなく、ビジネススクールの課題図書として読みました。 授業のテーマは、旧日本軍の雪山訓練中の遭難事故における二つの隊の意思決定を評価す…

格差と民主主義

『格差と民主主義』 ロバート・ライシュ著、雨宮寛、今井章子訳、東洋経済新報社、2014 ----- (2016年10月)

二つの祖国

『二つの祖国』 山崎豊子、新潮社、1983 ----- (2010年) 『沈まぬ太陽』、『不毛地帯』に続いて読み始めたけれど、結局最後までたどり着かないままになっています。

オリガ・モリソヴナの反語法

『オリガ・モリソヴナの反語法』 米原真理、集英社、2005 ----- (2005年頃) この頃、他に『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』や、『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』などのエッセイなど、米原氏の出版されている多くの書籍を読んだ。

不毛地帯

『不毛地帯』 山崎豊子、新潮社、1976-1978 ----- (2005年頃?)

沈まぬ太陽

『沈まぬ太陽』 山崎豊子、新潮社、2001 ----- (2005年頃?)